血流を促し、免疫力にブーストをかける
「Wインナーディフェンス」とは?

お風呂に入ったあとのような、透明感のあふれるつややかな血色のある肌は、世界中の方が求める、まさに理想の肌。その理想を求めてたどり着いたのがWインナーディフェンス。鍵となる成分の一つ「赤花発酵エキス」の秘密を紐解きます。

血流に着目した、Wインナーディフェンス

透明感とうるおいがあって、ハリもある。そんな理想的な肌から遠ざかるのはどんな要因があるのでしょう?
入浴後や十分な睡眠をとった後の肌が調子が良い理由の一つは、血流が良くなることで美肌に欠かせない酸素や栄養、さらに美容成分が顔のすみずみまで届き、肌のベースを内側からブーストするから。加齢や乾燥、ストレス、紫外線などの外的ダメージにより、血流が滞り肌の免疫力が低下することで、私たちの肌は理想的な状態から遠ざかってしまいます。
そこでSHISEIDOのLifeblood Research™では、恒常的に血流を促進する方法を研究し、Wインナーディフェンスにたどり着きました。

Wインナーディフェンスに欠かせない
2つの鍵となる成分

肌の免疫機能がブーストされたとき、理想的な肌を保つことができますが、その鍵となるのが、Wインナーディフェンスです。
Wインナーディフェンスは私たちが長年にわたり理想とする美肌にたどり着く道を研究してきた結果、そのキーとなる研究成果が恒常的に血流を促進する技術であり、そこから導き出された2つの防御メカニズムです。その重要な役目を果たすのが、「NK細胞という免疫細胞を活性化する」赤花発酵エキスと、「毛細血管を太く長くし、免疫細胞を肌のすみずみまで届ける 」ジュウヤクエキスです。

ここでは、Wインナーディフェンスで重要な役目を果たす、1つめの成分「赤花発酵エキス」をご紹介します。

ジュウヤクエキスについてはこちらをご覧ください。

肌の免疫とは?NK細胞の働き

私たちの体には細菌やウイルスから身を守り、肌を健やかに保つ免疫という仕組みが備わっています。この働きをしている代表的な細胞が、ナチュラルキラー細胞とも呼ばれるNK細胞です。 NK細胞はもちろん肌にも存在しますが、血流に乗って全身に運ばれ、体をくまなくパトロールしながら、外から入ってくる異物や老化細胞(繊維芽細胞が老化した細胞で、老化を促す物質を放出する)を排除しています。
NK細胞によって、老化細胞は排除されますが、それでも私たちの肌は加齢によって、うるおいやハリを失っていきます。こうした老化のメカニズムは長年、明らかになっていませんでした。

そんな中、SHISEIDOはNK細胞の働きが弱まるメカニズムを解明しました。皮膚科学の領域で世界トップクラスの研究所として知られるCBRC(Cutaneous Biology Research Center)との共同研究によって、加齢した皮ふの中では、老化細胞が死なずに増加し、周囲に悪影響を広げる「ゾンビ化」を引き起こしていることを突き止めたのです。さらに老化細胞を排除する機能を持つNK細胞の活動が弱まっていることも確認しました。この発見をもとに、年齢を重ねてもNK細胞の活性が高ければ、老化細胞のゾンビ化を防止し、理想的な肌をキープできるのではないかと考えたのです。

クレオパトラも愛飲していた?
NK細胞を活性化する赤花発酵エキス

年齢を重ねても、NK細胞を活性化する鍵として、たどり着いたのが、ハイビスカスの一種であるローゼルの花のがく(=花びらの側にある葉が変形したもの)です。ローゼルは、古くからハーブティーなどに使用され、クレオパトラが美容のサプリとして愛飲していたことでも知られています。また、茎は繊維素材として、種子からは油が取れるなど捨てるところがないサステナブルな植物として、広く活用されています。SHISEIDOは、このローゼルと、乳酸菌に免疫機能を強化する作用があることに着目。「赤花発酵エキス」に、NK細胞を活性化する作用があることを発見したのです。

Wインナーディフェンスで、
透明感あふれるつややかな肌へ

「NK細胞という免疫細胞を活性化」して、「毛細血管を太く長くし、免疫細胞を肌のすみずみまで届ける 」というWインナーディフェンス。
赤花発酵エキスとジュウヤクエキスによって、この美肌のための2つの防御メカニズムを発動させて免疫力にブーストがかかることで、私たちは透明感あふれるつややかな肌をキープできるようになるのです。いつまでもその理想的な肌が続く未来のために、Lifeblood Research™はこれからも進化を続けます。

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