Why?SHISEIDO
肌の音を測定したらシワの原因が解明!?
「海底ソナー」の技術を肌研究に!見えない肌の奥を“聞く”
一時的なケアではなかなか手応えを感じられないしぶといシワ。しかし、資生堂はその根本の原因が、年齢によって硬くなった角層と、ハリが低下した真皮との弾力の差であることを突き止めました。
目に見えない、肌の内部の弾力の違いをどうやって測定することができたのか?そのヒントはなんと、音波を通じて海の奥深くにある物体の情報を探る「海底ソナー」!海底ソナーとは、海底面に向かって広がる音波を発信し、跳ね返ってきた音波を画像化、目に見えない海底面の形状を調べるための技術のこと。この技術をヒントに資生堂の研究員が、肌の形状(かたち)だけでなく、これまでは分からなかった性状(かたさ・やわらかさ)までも計測する手法を編み出しました。肌の弾力にあわせて跳ね返ってくる音波の違いで、肌内部の弾力を測定することに成功したのです。
この測定からシワがある部位は肌の角層が硬くなり、逆に真皮層の弾力は低下して肌内部の弾力にかい離がある「肌ギャップ」があることが分かり、シワ改善に向けた研究がさらに進化を遂げる糸口となったのです。
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- 研究員からの一言
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肌内部の弾力の計測は緻密に行われ、たった1ミリ四方の肌において測定した計測ポイントは、なんと156,250箇所。音の跳ね返りから肌の内側を、海底を探るように緻密に調べていきました。
シワの根本原因を知るためには、地学のテクノロジーも応用する。資生堂の、キレイへの情熱は尽きません。