世界初*1 老化を
遅らせることを
可能にする
"メモリーT細胞"
の発見

*1 細胞傷害性 CD4+ T 細胞がサイトメガロウイルス抗原を標的として老化細胞を除去する Cell(2023 年)

メモリーT細胞が、
肌の老化を
引き起こす
原因を的確に除去

老化細胞は肌の老化を
引き起こす根本原因です

老化細胞は老化シグナルを発することで様々な肌のエイジングサインを引き起こし、蓄積されることで肌のエイジングを加速させてしまいます。

老化細胞について

メモリーT細胞は
老化細胞を見分け、
記憶し、的確に除去します

メモリーT細胞は、細胞の特徴を記憶する能力によって、老化した細胞と健康な細胞を素早く見分けることができることから名付けられました。これにより、老化した細胞を正確に見分け除去することができます。

メモリーT細胞とは?

そして内側から輝く
健康的な肌へ

メモリーT細胞は、皮膚細胞の健康的な再生をサポートし、皮膚の老化プロセスを遅らせると考えられています。また、メモリーT細胞の数が多ければ多いほど、老化細胞の数が少なくなることもわかっています。

メモリーT細胞のはたらき
 

メモリーT細胞が
どのようにして
健康的な肌への再生に
作用するか

世界を牽引する
肌免疫研究所CBRCとの共同研究

資生堂は30年以上にわたり、
CBRC*2 (皮膚科学研究所)と
共同で
皮膚免疫の研究を行ってきました。*2 Cutaneous Biology Research Center(CBRC): 皮膚科学の先端的な研究開発を行う総合的なセンター。1989年にハーバード大学医学部とマサチューセッツ総合病院が資生堂の支援を受けて設立。

CBRCとの共同研究の成果

CBRCとの共同研究の成果は、1993年に「Nature」誌に掲載されるなど、世界的にも非常に高い評価を受けています。

Hosoi J et al ., Nature. 1993

2023年には、メモリーT細胞が皮膚の老化細胞を的確に除去すること、そして表皮角化細胞が産生するタンパク質CXCL9が、メモリーT細胞を老化細胞周辺に引き寄せる役割を果たすことを発見しました。この研究成果は、2023年に世界的な科学誌「Cell」に掲載されました。

Hasegawa T et al., Cell.2023

メモリーT細胞を
ブーストさせる
資生堂の発見

資生堂の30年以上に
わたる皮膚免疫研究

皮膚免疫研究における豊富な経験を持ち、メモリーT細胞発見の第一人者でありパイオニアである長谷川博士が、その洞察を語ります。

資生堂の30年以上にわたる
皮膚免疫研究

研究について

発酵カメリアエキスが
メモリーT細胞の力を
ブースト

資生堂は、発酵カメリアエキスがメモリーT細胞誘引因子(CXCL9)を増加させることを世界で初めて*3発見しました。この成分はメモリーT細胞の老化細胞排除能力を高めることが期待されています。

*3 「発酵カメリアエキス」による、皮膚の健康維持に重要な表皮因子CXCL9(免疫細胞CD4 CTL誘引因子)の発現促進技術は世界初(先行技術調査による資生堂調べ(2024年3月))。

メモリーT細胞を強化するには?